東海大と理化学研究所は、クラゲから採取した新しい糖タンパク質「クニウムチン」を使い、高齢者に多い変形性関節症の治療効果を高めることに、ウサギ実験で成功したと発表した。
研究グループは一昨年、エチゼンクラゲやミズクラゲから軟骨を保護、修復する糖タンパク質「ムチン」とよく似た性質を持つクニウムチンを発見。構造が単純なため高い品質で抽出でき、クラゲ1トンからはクニウムチン約1キロを採取できるという。
クニウムチン0・5ミリグラムとヒアルロン酸5ミリグラムを混ぜ、変形性関節症を発症させたウサギに注射したところ、従来のヒアルロン酸だけと比べ、軟骨の厚みや面積が2・6倍も修復された。
佐藤正人・東海大医学部准教授は「大量生産を軌道に乗せ、4、5年で実用化したい」と話している。研究内容は、3月5日から開かれる日本再生医療学会総会で報告する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000063-san-soci
(1月31日8時4分配信 産経新聞)
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